エアコンのファン掃除【自分でできる】100均やアマゾンのブラシで実践!

エアコンのファン掃除は、エアコンの性能や快適な室内環境を保つためのメンテナンスです。

プロに頼む方法もありますが、今回は、100均やアマゾンで手に入るブラシを使って、自分でエアコンファン掃除する方法を紹介します。これでエアコンのファンを掃除できるかもしれません!

プロフィール
  • 2010年に家電製品のメンテナンス業務で開業
  • エアコンクリーニング業務歴13年以上
  • 元家電メーカーサービスマン
  • 家電エンジニア・家電アドバイザー
ひろ
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エアコンのファンの掃除は分解しないでもできる?

状況にあった道具を使い、養生をしっかり行い、地道に作業をすれば、ファンの掃除は可能です

できればルーバー(横長の羽)だけでも外すことができれば、作業はやりやすくなります。

ただし、自信がない場合や汚れの度合いがひどい場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

エアコンのファンを自分で掃除するときの注意点

  • 作業前に必ずエアコンの電源を切り、安全を確保してください。
  • 安全な足場(脚立や踏み台)を用意しましょう。
  • カビやホコリが舞い散りますので、注意しましょう。
  • プラスチック部品の破損に注意しましょう。
  • 根気が大事:時間と労力がかかりますので覚悟しましょう。

エアコンのファン掃除に使える100均やアマゾンのブラシを紹介

エアコンファン掃除100均ブラシ

100均(ダイソー)で手に入るファン掃除ができるグッズ

各種グッズの使い方は、ページ後半の動画を参考にどうぞ。 

その1: 綿棒

いろんな綿棒を試しましたが、普通の綿棒でよいです。地道にやれば掃除は可能です。ただし、めちゃくちゃ大変ですし、疲れます。また、しっかり養生をしておかないとカビ・ホコリで床や部屋が悲惨なことになりますよ。

その2: ステンレス耳かき

形状、硬さ、長さが程よく、我ながらナイスアイデアだと思いました。除菌シートと組み合わせて使います。綿棒よりも力が込めやすいです。

その3: ウェットシート

綿棒や耳かきと組み合わせて使います。どんなものでもよいです。適度な湿り具合が大事です。アルコール配合や洗剤成分が入っていてもよいです。

その4: アルカリ電解水

カビ・ホコリの舞い散り防止に使います。電気部品や眼に入らないようにしましょう。これを使うときもしっかり養生をしましょう。

吹き出し口の奥には: ワイパーシートでお掃除(マルチタイプ)

吹き出し口の奥(ファンの奥側)の掃除に使います。この手の商品もいくつかありますが、この「ワイパーシートでお掃除(マルチタイプ) 」がもっとも、しなり具合が程よく感じました。シートは別で用意しましょう。大判サイズのシートがよいです。

微妙だったグッズ: 隙間スティック

ブラシの先端が直線上なので、ファンの曲面に対して掃除がしづらい。(後で気づきましたが、クエン酸との記載あり、エアコン掃除には不向きです。)

アマゾンで手に入るファン掃除グッズ

エアコン掃除ブラシATAOI(グリーン、30)

ブラシ先端の形状がファンにフィットします。長さも程よく、細かく動かすことができます。Amazonレビュー★3.9。


エアコン 掃除 ブラシ 【 ファン の隙間に入る】 隙間ブラシ 掃除 隙間掃除 そうじ道具 ATAOI (グリーン, 30)
エアコンカビとりすいすい

ファンの掃除のために作られたアイデア商品。4つに分かれたブラシでファンの羽を挟み込む構造で、汚れをしっかり落とします。最初はコツをつかむのが難しいかもしれません。Amazonレビュー★4.1


エアコンカビとりすいすい(G型モデル、エアコンファン掃除ブラシ)スペアブラシカートリッジ1個付き

ファン掃除の補助に使用する道具

状況に応じてご準備ください。

足場(脚立や踏み台など)

安全に作業するために、しっかりとした足場を確保しましょう。

養生マスカー(布ポリマスカー)

エアコン本体の養生には550mmタイプ。壁の養生には2100mmタイプを使用しています。ネットで買うよりホームセンターの方が安いことが多いです。私は業者ですが、いつもホームセンターで買ってます!

カットするときにはハサミが必要です。

自分を保護するグッズ

ゴム手袋、マスク、ゴーグルなどで自分自信を守りましょう。

あるとよいもの

ゴミ入れ袋、バケツ、タオルなど。

エアコンのファンを自分で掃除する手順

①準備

脚立や掃除グッズなどを準備したら、作業前に電源プラグを抜きましょう。

①ルーバーの取り外し

できるだけルーバーは外したほうが掃除しやすいですが、難しい場合は無理せずにできる範囲内で掃除しましょう。

機種によりますがルーバーは、画像のように3点でとめられているものが多いです。ルーバーをたまわせて外します。破損しないように注意しましょう。

動画を見たほうが早いですね。↓「ルーバーの外し方」から再生されます。

②ファン掃除のための養生

養生(ようじょう)とは壁や床を汚れから守ることです。養生をしなくても掃除はできますが、床に汚れが散乱することでしょう。

今回、ファン掃除のために独自にやり方を考えてみました。

↓養生から再生されます。

③ファンを掃除する

いろいろ試行錯誤しましたが、これから紹介する4つの方法が現実的なようです。どれかを試していただけるとよいかと思います。

1⃣綿棒を使ってファン掃除

綿棒でのファン掃除は、とにかく地道にやるしかなく疲れます。綿棒は腰が弱いので、すぐにフニャッとなります。かなりの本数が必要でしょう。汚れが多いとカビ・ホコリが舞いますので注意が必要です。

↓綿棒での掃除から再生されます。

2⃣ステンレス耳かき(ダイソー)を使ってファン掃除

ステンレスタイプの耳かきです。ダイソーに売ってありました。綿棒よりも硬さ、長さ、形状がファンの掃除に使えそうです。除菌シートなどと組み合わせるとよいです。

↓耳かきでファン掃除から再生されます。

3⃣エアコン掃除ブラシATAOI(Amazon)を使ってファン掃除

形状がファンの湾曲にフィットします。長さもちょうどで使い勝手はよいです。これもまた汚れがひどい場合はカビ・ホコリが舞い散りますので、工夫が必要です。↓を参考に。

4⃣カビとりすいすい(Amazon)を使ってファン掃除

ファンを掃除するために開発されたアイデア商品です。ファンの隙間をうまく狙ってブラシを差し込みます。汚れが取れる手応えは一番あります。最初はコツをつかむのが難しいかもしれませんが、慣れれば割りとよい商品ではないでしょうか。Amazonのレビューも悪くないですね。ただし、ルーバーを外していないと難しそうです。

「カビとりすいすい」を使っている場面から再生されます。↓参考にどうぞ。

ファン掃除のベストな方法は?

以上4つの方法を紹介しましたが、状況に応じて使い分けるのがよいでしょう。

汚れが少なければ、どの方法でもうまくいくと思います。

中程度の汚れの場合は、ファンの汚れを湿らせて「カビとりすいすい」と「エアコン掃除ブラシATAOI」の組み合わせ。

汚れがひどい場合は、自分で掃除するのは諦めてプロの業者に頼むのがよいかと思います。

自分で掃除する方は、大変だと思いますが頑張ってみてください。

プロの掃除業者との違い

掃除業者に依頼すると、ファンの掃除だけではなく、エアコン内部を全体的に洗浄します。プロにお任せすることも検討してみましょう。↓のサイト(くらしのマーケット)は地域の業者さんを「口コミ」から選ぶことができます。よい口コミ、悪い口コミのどちらも参考にして、また過信もしすぎずに冷静に判断して依頼しましょう。

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